白杖

自分が37年間何気なし生きてきて白杖を持っている人を
10人以上見かけたことがあるだろうか?

鹿児島に来て12年
今 住んでいる町で見かけることはなかった。
通いまくっている大学病院でも 1人しか見かけたことがない(笑)

白杖=全盲と思われているかもしれない
白杖=見えにくい人も含まれる

私も買物行ったりすると色々感じる。
会計が終わって品物を袋に入れている時に
手伝おうかどうか・・お婆ちゃんが下から顔を覗き込んでいるのである

「笑顔で 婆ちゃん大丈夫だよ」と言えれば良いのだが
その言葉が出てこない。

目が不自由なだけで見えてないわけではない
でも一人で何でも出来るのかと言うとそうでもない
信号を渡るとき 全く見えないから車の動きや
短眼鏡を使い渡っているが どうしても時間がかかる。
外出で信号を渡る行為が憂鬱な時なのかもしれない

でも 見かねたのか 近くにいる人が教えてくれる。
教えてくれる人も その一声に勇気がいるのだと思う。

「ありがとうございます」
仕事上では普通に良く使っている言葉だったが
病気になってから他人にも 仕事とは違う 自然な気持ちを
すぐ言えるようになった気がする

話しを戻すが白杖を持って歩いていると 周りは気をつけてくれる。
この町では珍しいのか 白杖を持って突如現れた私を誰なんだと
近寄って確認しに来ることもある
私は鹿児島が故郷でも何でもないのでご期待に添えないw

退院してから 必ず1日1回か2回は外出するようにしている
白杖を使うことに慣れるのが目的だが やはり外に出たいのが本音

白杖を持っていないと目が悪いとは思われないだろう。
買物も信号も 杖無しだと数分フリーズしてオロオロしている
変な人になるだけ。

かみさんも 
障害に損も何もないが 目が悪い人は損だよね・・・・・

私もそう思う。

だからこそ 白杖は 道具でもあり視覚障害者のサインである
恥ずかしくもなければ嫌でもない
ガンガン使って見てもらうことも大事だと思う。

|βyё βyё☆|д・`*)ノシ