ロー・コントラストな世界

このブログは視神経脊髄炎で実際に自分が治療したことを書いています。 現在 症状は落ち着いていて4年ほど再発していません。

薬の副作用 血漿交換など

ステロイドと糖尿病


ステロイドは炎症を抑えたり免疫反応を抑制する薬で、様々な疾患に対する治療に使われます。一方で、ステロイドの使用は糖尿病との関連があります。



ステロイドが糖尿病に影響を与える主なメカニズムは、次の点です:



1. インスリン感受性の低下
ステロイドは細胞のインスリン感受性を低下させ、体内の細胞がインスリンに十分に反応しづらくなります。これにより、血糖が上昇しやすくなります。


2. グルコース産生の増加
ステロイドは肝臓でのグルコース生成を増加させる可能性があります。これも血糖値の上昇に寄与します。


3. 膵臓への影響
ステロイドは膵臓のインスリン分泌にも影響を与え、インスリンの正確な調節が難しくなります。


これらの影響があるため、ステロイドを長期間使用すると、特に既存の糖尿病患者において、血糖値のコントロールが難しくなることがあります。医師との協力が重要で、ステロイドの使用時には糖尿病のモニタリングが必要です。治療計画の見直しや適切な対策が必要な場合があります。

急にステロイドをやめると。


急にステロイドをやめると、離脱症状や健康リスクが発生する可能性があります。急激な中止は避けるべきで、医師の指示に従いながら徐々に減量することが重要です。以下は急激な中止が引き起こす可能性のある問題です:

1. 副腎不全
ステロイドの急な中止は、副腎機能の低下や副腎不全を引き起こす可能性があります。


2. 徐々な減量の必要性
ステロイドは体内で副腎ホルモンの代わりになることがあるため、急な中止をは副腎に適切な刺激を与えなくなります。


3. 離脱症状
頭痛、倦怠感、筋肉の痛み、吐き気、低血圧などの離脱症状が現れる可能性があります。


4. 病状の悪化
ステロイドが元々治療の一環で使用されていた場合、急な中止は元の病状の悪化を招くことがあります。



ステロイドを使用中の場合は、必ず医師の指示に従い、適切なタイミングと方法で減量するよう努めましょう。
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